食材の栄養成分と効能を解説┃栄養ガイド

かぼちゃの栄養成分や効能と健康面のメリット

約4分
かぼちゃの栄養成分や効能と健康面のメリット

かぼちゃは16世紀に日本にもたらされた野菜です。

持ち込んだポルトガル人が「カンボジア」から渡来したために、その名がなまって「かぼちゃ」になったと言われています。

外来の食材ながら、今では日本の食卓に上る野菜の代表格になっています。

というのも長期保存が可能なうえに栄養価が高く、極めて健康に良いとされているからです。

かぼちゃを食べるとどんな効能がある?

かぼちゃの効能

βカロテン

かぼちゃに含まれる栄養成分の代表的なものとしては、βカロテンがあります。

βカロテンはビタミンAとして作用するほか、活性酸素の活動を抑え、細胞の老化などを防ぐ抗酸化作用を持っています。

また、体内の免疫力を高める働きもあるとの報告もなされています。

一般に緑黄色野菜に多く含まれる成分ですが、かぼちゃには100グラムあたり約4,000マイクログラムのβカロテンが含まれています

カリウム

カリウムもまたかぼちゃに多く含まれる成分です。

カリウムは、体内にたまったナトリウムの排泄を促し、血圧を抑える作用を持っています。

ビタミン類

その他、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンC、ビタミンEなどのビタミン類も豊富です。

ビタミンB1は、体内で糖質をエネルギーに変えるのに重要な役割を果たしています。

ビタミンCには抗酸化作用があるほか、発がん物質の形成を妨げる働きも有しています。

また、 ビタミンEも強力な抗酸化作用を持っています。

ビタミンEは、血中の悪玉コレステロールの酸化を防ぐ働きがあるほか、血行を促進する働きも持っています。

その為、動脈硬化の予防や冷え性の改善などに役立ちます。

その他の栄養成分

それ以外に含まれる成分としては、鉄分などのミネラルや食物繊維などがあります。

食物繊維は腸内環境を整える働きがあるため、便秘の解消や大腸がんの予防などに効果があるとされています。

さらに、かぼちゃに含まれる成分の中で近年注目されているものとしては、ルテインがあります。

カロテノイドの一種であるルテインもまた抗酸化物質のひとつですが、人体においては水晶体や黄斑部に多く存在して目の健康を保つのに重要な役割を果たしており、「天然のサングラス」などとも呼ばれています

このルテインを摂取することは、黄斑部変性症や白内障、緑内障などの目の病気に係るリスクを軽減するのに役立ちます。

また、眼精疲労の改善などにも効果を発揮します。

このように多様な栄養成分を含み、さまざまな効能を持つかぼちゃですが、言うまでもなくこれらの成分は実の部分に含まれています。

ところが最近では、かぼちゃの種も実と同じくらい栄養豊富であることが分かってきています。

種は主に食用油などに加工されています。

かぼちゃの成分(100g当たり)

一般成分含有量
エネルギー49 kcal
水分86.7 g
たんぱく質1.6 g
脂質0.1 g
炭水化物10.9 g
無機質含有量
ナトリウム1 mg
カリウム400 mg
カルシウム20 mg
マグネシウム15 mg
リン42 mg
0.5 mg
亜鉛0.3 mg
0.08 mg
マンガン0.1 mg
ヨウ素0 μg
ビタミン含有量
ビタミンA
βカロテン
700 μg
ビタミンB10.07 mg
ビタミンB20.06 mg
ビタミンB3
ナイアシン
0.6 mg
ビタミンB60.12 mg
ビタミンC16 mg
ビタミンE
αトコフェノール
1.8 mg
ビタミンE
γトコフェノール
3.2 mg
葉酸80 μg
パントテン酸0.5 mg

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