食材の栄養成分と効能を解説┃栄養ガイド

こんにゃくの栄養成分や効能と健康面のメリット・デメリット

約6分
こんにゃくの栄養成分や効能と健康面のメリット・デメリット

こんにゃくの主成分は、グルコマンナンという糖質の一種です。

それから作られたこんにゃくは97%が水分ですが、もちろん栄養成分であるグルコマンナンが含まれていています

その他にも、体内吸収率の高いカルシウムに、肌を潤す効果のあるセラミドまで含まれています

それでは、先にこんにゃくの健康に関するメリット・デメリットを挙げておきます。

こんにゃくのメリット

  • 胃で消化吸収されにくく腸の老廃物を排出
  • 細菌の繁殖を防いで便秘も解消
  • コレステロール値を下げて、中性脂肪の上昇を防ぐ
  • 動脈硬化を予防
  • 糖尿病の予防
  • カルシウムも多く骨を強くして骨粗しょう症を予防
  • 低カロリーなのに満腹感が非常に高くダイエットに最適
  • 乾燥を防ぎ潤いを保って美肌効果

こんにゃくのデメリット

  • 水分を吸収しやすいので食べすぎると水分の重さで体重が一時的に増加する
  • 凝固剤を使用している為、不溶性食物繊維となり腸閉塞になる可能性も

こんにゃくを食べるとどんな効能がある?

こんにゃくの効能

グルコマンナンは腸に効果的

グルコマンナンは繊維質が主成分であり、消化吸収されにくい多糖類なので、胃を通過して腸の老廃物を排出してくれるという効能があります。

また、細菌の繁殖を防ぐ効果もあり、便秘の解消に役立ちます

腸は第二の脳と言われており、健康維持の為の重要な器官です。

グルコマンナンは、腸の正常な機能を保つ為に、大きな役割を果たしてくれるのです。

また、ラットの実験では肝臓に含まれているダイオキシンを排出させてくれる効能まで確認されています。

これは、グルコマンナンによって小腸と肝臓の間を行き来しているダイオキシンを吸着し、便とともに排出する働きがあることを意味しています。

コレストロール値を正常にする

食物繊維のグルコマンナンには、コレステロール値を下げるという効能があります。

また、コレステロールと共に、中性脂肪の上昇も防ぎます

これにより、コレステロール値の上昇が要因となって引き起こされる、動脈硬化を防ぐことができます。

糖尿病の食事制限に

こんにゃくはノーカロリーなので、糖尿病の食事制限に用いることがお勧めです。

ホルモンの分泌を促すという生理作用も確認され、糖尿病の予防にも効果があることがわかりました。

満腹感が得られることが最大の魅力ですので、メタボリックに悩む方の肥満対策にも効果が高いです。

肌にも良い!

栄養成分として含まれるセラミドによって、肌の修復を助け、潤いを保つという女性にとって嬉しい効能もあります。

若い人達の間では、ダイエット等のヘルシー食品としての認識が高いこんにゃくですが、これだけ多くの栄養成分を持ち合わせており、あらゆる病気の予防や健康維持に高い効能を示す、素晴らしい食品なのです。

これほどまでに多くの栄養成分を含んでいて、効能の高い加工食品は他にはあまり見当たりません

昔の人は、このような細かい栄養成分までは知らない状況の中、「腸の砂おろし」と言って、こんにゃくが腸の老廃物を排出してくれることを理解していたのです。

こんにゃくは非常に淡白な味なので、味付け次第でどのようにも変化させることが出来ます。

今まであまり食べていなかった方にも、今一度こんにゃくの素晴らしい効能を理解し、普段の食生活に取り入れて頂きたいものです。

精粉こんにゃくの成分(100g当たり)

一般成分含有量
エネルギー5 kcal
水分97.0 g
たんぱく質0.1 g
脂質0.1 g
炭水化物2.3 g
無機質含有量
ナトリウム10 mg
カリウム33 mg
カルシウム43 mg
マグネシウム2 mg
リン5 mg
0.4 mg
亜鉛0.1 mg
0.02 mg
マンガン0.02 mg
ヨウ素0 μg
ビタミン含有量
ビタミンA
βカロテン
0 μg
ビタミンB10 mg
ビタミンB20 mg
ビタミンB3
ナイアシン
0 mg
ビタミンB60.02 mg
ビタミンC0 mg
ビタミンE
αトコフェノール
0 mg
ビタミンE
γトコフェノール
0 mg
葉酸1 μg
パントテン酸0 mg

こんにゃくのおすすめの食べ方

こんにゃくのおすすめの食べ方

こんにゃくは、元は水に溶ける水溶性食物繊維なのですが、板こんにゃくになる過程で凝固剤を使用しているため、水に溶けない不溶性食物繊維となります

腸内で水分を吸って、カサが増して満腹感を得る効果が大きな魅力なので、食事の最初に食べると過剰な食べすぎを防ぐことが出来ます。

置き換えダイエット

こんにゃくを利用したダイエットで有名なのが、置き換えダイエットですね。

ダイエット目的でなくても、1日3食のうち1食をこんにゃくに変えるだけで、身体の中にある様々な細菌を排出してくれますし、肌に潤いを与えて乾燥などからも防ぎます

健康的なスタイルにもなれる、素敵な食材ですね。

おでんで味変してみよう

こんにゃくは、刺身こんにゃく・味噌田楽など食べ方は色々ありますが、中でもおすすめなのが「おでん」です。

田楽は味噌のカロリーが高くなってしまいますし、おでんの煮物は砂糖が多く必要とされるのが少し難点です。

おでんなら、あっさりとしたダシで煮てあげれば栄養価がとても高いので是非お試しあれ。

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