食材の栄養成分と効能を解説┃栄養ガイド

しめじの栄養成分や効能と健康面のメリット

約6分
しめじの栄養成分や効能と健康面のメリット

日本人の中で最も人気のある「きのこ類」といったら、やはり松茸でしょう

味と値段と香り、どれをとっても「きのこ類」の中ではトップクラスと言えます。

しかし、味わいにおいては松茸よりも上だとされている「きのこ類」があります。

それは「しめじ」です。

昔から「匂い松茸味しめじ」と言われるほど、味においては松茸に引けをとらない存在だとされているほどです。

このことわざは、松茸ともなると値段も高く、気軽に食べられるものではありませんが、しめじは値段も安く、気軽に食べられる上に、味も申し分無かったことで作られたものです。

実は、一般的にスーパーなどで販売されているものは天然の本しめじではなく、栽培された「ヒラタケ」や「ブナシメジ」と呼ばれるものです

天然物は秋にしか食べることが出来ないので、多くの人は栽培されたものを食べているというわけです。

ですが、ここまで広く一般に浸透してしまっているのであれば、すでにヒラタケとブナシメジが、しめじそのものであると言っても過言では無いでしょう。

本来は違う「きのこ」ではあるものの、美味しい上に栄養成分も豊富に含まれていることに違いはないのです。

ヒラタケシメジを食べるとどんな効能がある?

ヒラタケシメジの効能

ヒラタケシメジには、ビタミンB1やナイアシンといった栄養成分が豊富に含まれています

ビタミンB1は糖分をエネルギーにする働きを助ける効果があり、米を主食としている日本人にとってはとても大事な栄養成分です。

ナイアシンは二日酔いを防いでくれる効能がある栄養成分です。

葉酸で貧血を予防

ヒラタケシメジに含まれている葉酸は、赤血球を作る作用があるので貧血予防や、動脈硬化の予防になります。

また、妊娠中の女性は葉酸を積極的に摂ることで、赤ちゃんの神経管閉鎖障害になるリスクが低下します。

ナイアシンで皮膚や粘膜の炎症を防ぐ

ナイアシンは、糖質・脂質・たんぱく質からエネルギーを作り出すのにとても重要な役割をする栄養素です。

細胞の再生をサポートするので、皮膚や粘膜に作用し肌のトラブルから守って、なおかつ美肌も維持出来る美容にも効果的な女性に嬉しい栄養素です。

アルコールを分解する効果もありますので、体内に残ったアルコール分解を促して二日酔いにも効果的です。

カリウムがむくみを解消してくれる

いちごに含まれているカリウムには、日本人が摂取しがちな体内の塩分を排出してくれる効果があります。

高血圧な方にもおすすめで、体内のむくみ解消に効果的です。

パントテン酸でホルモン・抗体を増やす

パントテン酸は、ビタミンの一種で通常の食事をしていると不足する事はほとんどないのですが、アルコールやコーヒーをよく飲む方はパントテン酸の消費が多い為、多く摂取するようにして下さい。

パントテン酸が不足してしまうと、「疲れやすい」「食欲不足」「便秘」「頭痛」「動悸」「不眠」などの障害が起こりやすくなります。

ヒラタケシメジは、パントテン酸を多く含んでいる食材の1つなので、摂取する事で善玉コレステロールを増やしたり、間接的に身体の中のきわめて多くの酵素反応に関与します。

ヒラタケシメジの成分(100g当たり)

一般成分含有量
エネルギー20 kcal
水分89.4 g
たんぱく質3.3 g
脂質0.3 g
炭水化物6.2 g
無機質含有量
ナトリウム2 mg
カリウム340 mg
カルシウム1 mg
マグネシウム15 mg
リン100 mg
0.7 mg
亜鉛1 mg
0.15 mg
マンガン0.16 mg
ヨウ素0 μg
ビタミン含有量
ビタミンA
βカロテン
0 μg
ビタミンB10.4 mg
ビタミンB20.4 mg
ビタミンB3
ナイアシン
10.7 mg
ビタミンB60.1 mg
ビタミンC0 mg
ビタミンE
αトコフェノール
0 mg
ビタミンE
γトコフェノール
0 mg
葉酸92 μg
パントテン酸2.4 mg

ブナシメジを食べるとどんな効能がある?

ブナシメジの効能

それに対して、ブナシメジにはビタミンDと食物繊維が豊富に含まれています

ビタミンDは、骨の健康を維持するのに、とても重要な役割と果たしています。

骨というとカルシウムが重要ですが、ビタミンDにはそのカルシウムの吸収を助ける効果があるのです。

食物繊維は腸内環境を整えるには欠かせないものです。

便秘を解消する効能などがありますので、便秘に苦しんでいるという人は、しめじを始めとするきのこをたくさん食べることで改善が期待出来ます。

カリウムで頻尿の予防

ヒラタケシメジの時にも説明をしましたが、カリウムはむくみを解消する効果があります。

ブナタケシメジは、100g当たり370mgのカリウムが含まれており、ヒラタケシメジの340mgよりも多く含まれております

細胞内から余分なナトリウム(塩分)を排出するので、頻尿にも効果があります。

カリウムが不足してしまうと、筋肉の痙攣・倦怠感・神経機能にも影響する事があります。

ビタミンDで骨を強くする

しめじには、ビタミンDが多く含まれており、カルシウムやリンの吸収を良くしてくれます。

ビタミンDが不足してしまうと、骨粗しょう症・骨軟化症になります。

カルシウムと一緒に摂取する事で、ビタミンDの力が最大限発揮されますので、カルシウムの多い食材や乳製品と一緒に摂って骨を強くしましょう。

しめじを油で炒めてあげるとビタミンDの吸収がよりアップします。

水溶性食物繊維で便秘解消

別名で難消化性デキストリンと言いますが、便秘解消にも効果が抜群です。

食物繊維は、水分を吸収して腸内の老廃物などを絡め取って排出する「不溶性食物繊維」と、腸内で溶けてゲル化され余分な物質を吸着させて、体内への吸収を抑える「水溶性食物繊維」に分けられます。

ぶなしめじは、100g当たり不溶性食物繊維が3.4g、水溶性食物繊維が0.3gが含まれています。

一般的な食材に比べても多く含まれているので、ブドウ糖の吸収が遅くなり、血糖値の上昇を抑えますので糖尿病予防にも効果があります。

そして、しめじにはβグルカンが含まれていて、免疫力を高めてガンなどの病気も予防します。

ブナシメジの成分(100g当たり)

一般成分含有量
エネルギー17 kcal
水分91.0 g
たんぱく質2.7 g
脂質0.5 g
炭水化物4.8 g
無機質含有量
ナトリウム2 mg
カリウム370 mg
カルシウム1 mg
マグネシウム11 mg
リン96 mg
0.5 mg
亜鉛0.5 mg
0.06 mg
マンガン0.16 mg
ヨウ素1 μg
ビタミン含有量
ビタミンA
βカロテン
0 μg
ビタミンB10.15 mg
ビタミンB20.17 mg
ビタミンB3
ナイアシン
6.1 mg
ビタミンB60.09 mg
ビタミンC0 mg
ビタミンE
αトコフェノール
0 mg
ビタミンE
γトコフェノール
0 mg
葉酸29 μg
パントテン酸0.81 mg

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