
たけのこは低カロリーで健康食品として注目されている食べ物です。
主成分はたんぱく質で、そのほかにも食物繊維やビタミン類が豊富な食品となっています。
その割にエネルギーが少ないのが大きな特徴です。
したがってダイエット食品としても注目されているわけです。
たけのこを食べるとどんな効能がある?

チロシン、食物繊維、カリウムを含有の為、肥満対策に
たけのこの栄養成分としては、チロシン、食物繊維、カリウムがあげられます。
チロシンは、代謝をコントロールする甲状腺ホルモンの分泌を促しますし、神経の伝達に係わる物質の生成を助ける働きを持っているといわれます。
食物繊維は腸内の働きを活発にして、きれいな体をつくることに役立ちます。
また、肥満の元にになるコレステロールや発ガン性物質を体外に排出する機能もあります。
カリウムは、高血圧を防ぐ高価を持っていますので、血圧の高い人にはもってこいの食品ということができます。
こうしたことから、肥満対策でたけのこを食べるのは良い効能を発揮してくれるということがいえます。
たけのこはビタミン類も含有
さらに、ビタミンB1,B2,C,Eといった豊富なビタミン類を多く含まれており、女性をはじめとして肌の健康を保つのに、もってこいの食品です。
こうしたことから、春先など旬の時期には、昔からたけのこが多く食用に利用されてきたのです。
昔の人は、一体誰がこうしたものを食べ始めたのかはわかりませんが、実に健康に良いものを食用に始めたといえます。
とにかく、栄養が高く、カロリーが低くて、しかも食物繊維が豊富な食品ですから、旬の時期には積極的に食べるように心がけたい一品となります。
価格も手ごろで、多くの商品を簡単に手に入れることができます。
したがって、太りすぎの方などは積極的に召し上がることが、健康を維持する上でも非常に大切だといえるのではないでしょうか。
たけのこのレシピ
『ニシンのパピヨット』春の味覚満載!|シェフ三國の簡単レシピ
【材料】1〜2人前
ニシン 1匹
タケノコ 60g
じゃがいも 2個
桜の葉 適量
パセリ 1枝
塩、胡椒 適量
オリーブオイル 大さじ1
【準備】
- ニシンは鱗と内臓を処理し、強めの塩で脱水させる(10分)。水分は拭き取る。
- タケノコは粗く刻む。
- じゃがいもは皮を剥き、輪切りにする。
- オーブンは210℃に温める。
【手順】
- ニシンのお腹に、タケノコを詰める。桜の葉を貼り付ける。
- クッキングシートにじゃがいもを並べ、(1)をのせ、パセリ、オリーブオイルをかけ、包む。
- 210℃のオーブンで15分焼く。
たけのこの成分(100g当たり)
一般成分 | 含有量 |
---|---|
エネルギー | 26 kcal |
水分 | 90.8 g |
たんぱく質 | 3.6 g |
脂質 | 0.2 g |
炭水化物 | 4.3 g |
無機質 | 含有量 |
---|---|
ナトリウム | 0 mg |
カリウム | 520 mg |
カルシウム | 16 mg |
マグネシウム | 13 mg |
リン | 62 mg |
鉄 | 0.4 mg |
亜鉛 | 1.3 mg |
銅 | 0.13 mg |
マンガン | 0.68 mg |
ヨウ素 | 4 μg |
ビタミン | 含有量 |
---|---|
ビタミンA βカロテン | 11 μg |
ビタミンB1 | 0.05 mg |
ビタミンB2 | 0.11 mg |
ビタミンB3 ナイアシン | 0.7 mg |
ビタミンB6 | 0.13 mg |
ビタミンC | 10 mg |
ビタミンE αトコフェノール | 0.7 mg |
ビタミンE γトコフェノール | 0.3 mg |
葉酸 | 63 μg |
パントテン酸 | 0.63 mg |